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12/05/2016

堺市博物館で「安立町を通る紀州藩参勤交代の図」を探した

先日、大和川から安立町を経て住吉大社付近まで歩いたとき、安立町の阿弥陀寺前に、「まりと殿様」(てんてんてんまり てんてまり~)の歌詞と共に、紀州藩参勤交代の絵が描かれていました。よくよく見ると、目の前の阿弥陀寺の曲がった塀、高くそびえる本堂などまさに行列が阿弥陀寺前を通過する様子を描いた絵です。

絵の横に「堺市博物館蔵」と書いてありましたので、「本当に阿弥陀寺を描いた絵だろうか。堺市博物館に行けばわかるかもしれない」と、12/4 にでかけました。
たくさんの収納物のひとつですから、展示されているわけもなく、諦めかけたのですが、「もしかすると?」と、研究報告や所蔵品図録をめくっていたら、見つけました!

「紀州藩参勤交代図巻」という江戸時代末期の書物の名が「堺と三都」(堺市博物館、1,500円) P15 に掲載されており、さらに「堺市博物館優品図録 第2集」(1,000円)の P32 に、図巻の中から3枚の写真が掲載されていました。その1枚目が「安立町の町並み」。あの阿弥陀寺前の部分を含む図です。

解説に次のように書いてありました。
<江戸から和歌山へ帰藩する紀州藩士の行列絵巻。紀州街道を行く行列は、住吉社領を南下し安立町を通り、先頭(第1集 105番掲載)は大和川をわたって堺のまちへ入る直前である。
各藩の行列図は多いが、街道沿いの町並みや行き交う人々も描き込まれているのは、この絵巻以外にほとんどない。①図は安立町を行く行列。街道沿いの店先や寺院、その右に「大仏師」の仕事場も見える。人々はまだ仕事をしたり、立って眺めている>

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