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01/15/2017

百田尚樹さんの<夢を売る男> その2

「夢を売る男」の中から。
出版業界の裏話や本音がいっぱい、その一部です。

・ある種のタイプの人間にとって、本を出すということは、とてつもない魅力。自尊心と優越感を満たすのに、これほどのものはない。(そこを狙って金儲けするのが、インチキ自費出版社)
・大手出版社は20~30冊に1冊はヒットを飛ばさないと苦しい。うちは3,000冊に1冊ヒットが出れば大儲け。著者に「費用の半分を出版社が負担している」と思わせて、実はすべて著者に負担させ、著者に自分の本を(多少割り引いた著者割引で)買ってもらって配らせる。しかも書店に配る本も、全て出版社の資産というアコギな商売。一般には絶対に売れない本でも、著者だけはちびちび買ってくれる。しかも数年後に「絶版通知」を送って「在庫は全て裁断する」と告げると、まとめ買いをしてくれ、また儲かる。
・100年前はテレビも映画もなかったから、小説は大きな娯楽だった。今は無料で楽しめるものがいくらでもある。金をだして読む価値のある小説はほとんどない。
・小説の世界に入ってくるのは、一番才能のない奴。金が稼げない世界に才能のある奴らが集まるはずがない。
・売れない作家にちゃんとした大人なんていない。大人になりきれなかった出来損ないのガキ。才能もないのに作家でございとプライドと要求だけは高くて、始末におえない。

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