あびこ観音には墓がない、死者でなく生者を祈祷するお寺
お寺に2種類あることさえ知りませんでした。きのう参拝したあびこ観音は、祈祷寺なんですね。以下、大阪日日新聞2012.12.14付記事から。
<お寺には供養寺(くようでら)と祈祷寺(きとうでら)がある。供養寺は先祖や亡くなった方の供養をするお寺で、通常、寺にお墓があり檀家(だんか)制度もある。もうひとつの祈祷寺は、お墓や亡くなった人とは直接関係がない。今、生きている人を祈祷するためのお寺である。つまり、死者ではなく、生者のための寺なのだ。
その中で厄除(やくよ)けの祈祷では大阪随一と言われるのが、吾彦山大聖観音寺(あびこさんたいしょうかんのんじ)、通称「あびこ観音」(大阪市住吉区)。ここは生者のための寺であるので、お墓はなく、死者を供養することもない。お寺は檀家ではなく、一般の信徒によって支えられている>。
http://www.nnn.co.jp/dainichi/rensai/oskroman/121214/20121214034.html