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04/27/2017

「木×仏像 飛鳥仏から円空へ 日本の木彫仏1000年」その1


4/27の午後、大阪市立美術館に出かけました。なかなかユニークな木彫仏が多数展示されていました。ふつうの仏像展とはかなり趣が違います。

ポスターに取り上げられているのは、宝誌(ほうし)和尚(418~514年、中国の南北朝時代に活躍した禅僧)の顔が左右にぱっくり裂け、中から同じような顔立ちの十一面観音菩薩が現れつつある、日本仏像彫刻史上最も奇抜な仏像です。私がぜひ観たいと思ったのもこれ。かつて奈良・大安寺に同様な宝誌像が存在したとされますが、現存していませんので、京都・西往寺のこの仏像が孤高の1体だそうです。
実物を目にすると、あらためて強烈なインパクトを感じます。

すべての仏像が周囲を360度ぐるりと回って鑑賞できるように展示されています。宝誌像は頭部の大きさにくらべ肩幅がかなり狭く、1本の立ち木からそのまま宝誌像が生まれ出たような錯覚に襲われます。後ろから眺めるますますそんな印象です。

この像の表面は、鑿跡(のみあと)を残す鉈彫り(なたぼり)で仕上げられています。

この仏像を観るだけでも、美術館に足を運ぶ意味があります。


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