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04/30/2017

あの国宝・曜変天目茶碗を観に藤田美術館へ その1

去年、テレビ東京「開運!なんでも鑑定団」が、「世界に3つしかないとされてきた曜変天目に、あらたに4番目が発見された」と放送したため話題になり、真贋騒動が起きました。大阪の藤田美術館は、間違いのない本物を所蔵しています。3つはいずれも日本にあり、すべて国宝です。
3つは、東京の静嘉堂美術館、大阪の藤田美術館、京都の大徳寺がそれぞれ所蔵し、前2つは3年に1回くらい公開されますが、大徳寺はお寺ですから十数年間公開されていません。

藤田美術館のものは、かつて徳川家康が所持し、水戸徳川家に代々伝わった後、大正7年に関西屈指の実業家・藤田家が5万円で購入しました。静嘉堂のものは、3代将軍徳川家光が乳母の春日局に贈り、その後三菱の岩崎小彌太が入手しました。

藤田美術館は、藤田家の蔵を改造して造ったこじんまりした美術館ですが、国宝9件、重要文化財52件を含む、古代から近代の東洋古美術品を多数所蔵しています。ただし、スペースがないため、春と秋に企画展を開くのみで、その他の季節は入館できません。なお、今年6月11日までの企画展「ザ・コレクション」が終われば2020年まで改装工事のため休館になります。藤田美術館の曜変天目茶碗を観ていない方は、ぜひ6月11日までに。入場料は800円です。昨年、所蔵品の一部をアメリカで売りに出し、300億円という巨額な資金を入手していますから、これが工事費用になるのでしょう。

4/30、正午にバスに乗り1時間かけて大阪駅へ。車中で、先日の産経新記事「曜変天目(ようへんてんもく) 大阪・東京で公開中/息のむ瑠璃色の小宇宙」を読んで予習をしました。大阪駅でバスを乗換え、藤田美術館へ向かいました。時間的にはバスで天王寺に出て、地下鉄に乗った方が早いのですが、バス乗車中のまとまった1時間は貴重です。新聞記事を読んだ後は、読みかけの司馬遼太郎「豊臣家の人々」を読みました。

写真は産経新聞記事。


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