« 発見の日々 その1/繰り返し記号 | Main | 昨日は住友のふるさと京都へ(その1) »

06/06/2017

発見の日々 その2/伊右衛門はイウエモンでなく、なぜイエモンなのか?

古文書講義録作成で頭を悩ませたのが「●右衛門」を発音どおりひらがなで書くと、「●うえもん」なのか「●えもん」なのか? 「石川五右衛門」は「ごえもん」であって「ごうえもん」とは言いません。お茶のブランド「伊右衛門」も「いえもん」と仮名を振ってあります。
一方、右でなくて左になると、「近松門左衛門」(もんざえもん)のように、「左」をはっきり読みますからややこしい。
はてさてどうしたものか?

いろいろ調べた結果、「母音を続けて2音発音するのは言いにくいので避けるようになった。ただし語頭の場合は問題ない」というルール。
もともと「右衛門」の「衛」は「え e」でなく、「ゑ we」でした。奈良時代には区別して発音されていましたが、言いずらいのでそのうち「えもん」になっていきました。

ということで、語頭になにもつかない「右衛門」は「うえもん」、語頭になにか文字●がある場合は「●えもん」と発音するのが一般的だそうです。

|

« 発見の日々 その1/繰り返し記号 | Main | 昨日は住友のふるさと京都へ(その1) »