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06/21/2017

漢字の書き順はひとつではない


典型的なのが「必」。私が小学校で習った漢字ドリルでは、まず「心」を書いて最後に右上から左下に書き下ろすという書き順(下図C)でした。当時私が使っていた漢和辞典もそうなっていました。
ところがその後、よく見かけるのはAの書き順。修正するのに苦労したものです。「飛」もドリルと別の本では違っていました。
きょうネットを見ていたら、「必」には3通りの筆順があり、大修館書店の「新漢語林 第二版」などは3つとも掲載しているとか。
昭和33年に文部省が「筆順指導の手引き」を作成した時、メンバーの書家が「自分の流派の書き順を採用しないなら切腹する」と騒いだため、けっきょく完成した手引きの冒頭文に「(手引きに載せなかった書き順を)誤りとはしない」という注釈を載せて、漢字によっては“複数の書き順を許容する”ことに。
その後昭和52年に書き順のルールはさらに緩められ、「上から下へ」「左から右へ」という大原則のみになりました。現代においても全体の約2割の漢字に、複数の書き順が存在するそうです。

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