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07/30/2017

重要文化財の温泉に入った!/信州のたび 4

国指定重要文化財のお風呂が存在するとは驚きでした。しかも一般人が、いまでも入れる現役の施設とは!

女工哀史的なとかく暗い側面ばかり語られがちですが、貧しくて働き口のなかった飛騨の若い女性には、急峻かつ危険な(氷結した坂道から転落など)山道をえんえん歩いてでも岡谷まで出稼ぎに行かざるをえないという、当時の悲惨な農村事情もあったでしょう。

岡谷に滞在した2日後、上高地に行く途中、バスで野麦街道を通りました。この険しい山道を10代のか弱い少女たちがはるばる岡谷まで歩いたのかと、感慨深いものを感じました。

市民の福利厚生施設として、このような立派で芸術的な千人風呂を造った片倉財閥は、女工さんたちも大切にする企業ではなかったか?と想像しました。

http://www.katakurakan.or.jp/natural_hot_spring.html

以下、ホームページから

片倉館は、大正から昭和の初期に日本における輸出総額の約4割が絹製品であった当時、シルクエンペラーと称された片倉財閥により地域住民に厚生と社交の場を供するため1928年(昭和3年)に竣工され、それを運営する(財)片倉館が1929年(昭和4年)に設立されました。

当時の片倉財閥当主、二代兼太郎社長は1922年~1923年(大正11年~12年)にかけて北中南米~欧州へ全行程約 8 万kmに及ぶ視察旅行を行い、その際ヨーロッパ各国の農村には充実した厚生施設が整っている事に強い感銘を覚えました。
我が国にもぜひそのような地域住民のための施設を提供したいと一族に計り、上諏訪に住民のための温泉、社交、娯楽、文化向上を目的とした片倉館が誕生しました。

Sp1150057


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