« ホンダは頑張ってる | Main | マクドがマックに勝った! »

08/22/2017

一寸法師が住吉大社の物語だと知らない人が多いわけ


住吉大社の種貸社に、一寸法師のお椀があります。この理由がわからない人が多いようです。
8/19(土)に開催された「大阪港開港150年記念講座/難波津、住吉津、港湾都市から大大阪築港」(大阪市大地域連携センター・大阪港開港150年記念事業推進委員会共催)の中で、小林直樹教授の講演「信仰空間といての難波の海」のなかでその話がでてきました。

現在、広く知られている「一寸法師」の歌、および童話は明治時代に巌谷小波(いわやさざなみ)が、オリジナルの「御伽文庫/一寸法師」を大幅に改変して作ったものです。まるで京都の物語のようになっていますが、オリジナルの一寸法師は住吉大社の申し子です。オリジナルの作者は間違いなく大坂の人でしょう。

「一寸法師は住吉の申し子」→住吉大社は子宝安産の神様
難波の里に、老翁と姥がいました。姥は40歳になるまで子に恵まれないことを悲しみ、住吉に参って祈ります。すると大明神があはれとおぼしめし、男の子を授かります。ただこの子は生まれ落ちてより後、背1寸だったので一寸法師と名付けられます。

「上京に際し、和歌を詠む」→住吉大社は和歌の神様
住みなれし難波の浦を立ち出でて都へ急ぐわが心かな
「お椀の舟に箸の櫂で住吉の裏から淀川を遡上」→住吉大社は海上交通の神様

かくて鳥羽の津に着き、そこから歩いて京に上ります。

「三条宰相の姫君を米を使ったトリックで略奪(恋した姫君を知略により女房に)」→住吉大社は農耕の神様

「二人は鳥羽の津から鬼の住む興がる島へ」
「打出の小槌で飯を打ち出す」→住吉大社は農耕の神様
「住吉の霊験の強調」

|

« ホンダは頑張ってる | Main | マクドがマックに勝った! »