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09/02/2017

第27回彦八まつり/展示されていた「はてなの茶碗」 その3

「はてなの茶碗」といえば、古典落語の有名な演目です。2015年に亡くなった三代目桂米朝が、子供の頃にラジオから流れていた二代目桂三木助の口演の記憶をもとに、戦後復活させました。

昨年の彦八まつりには、米朝師匠が命名した「はてなの茶碗」が登場し、千利休(桂文枝師匠)が皆さんにお茶をふるまいました。このはてなの茶碗は、あやめさんが過って割ってしまった米朝師匠の茶碗を金つぎで補修したところ、立派になって戻ってきました。そこで割れやひびがあるのに、水が漏れない。不思議だというので「はてなの茶碗」と命名されました。

古典落語の方は、「ひびも割れもないのに、どこからとなく水が漏れる不思議な茶碗」がはてなの茶碗です。

今年の彦八まつりの「仁扇」さんのテントに「はてなの茶碗展示中」と書いてあったので入ってみました。
古典落語の「はてなの茶碗」と同様、ひびも割れもないのに水が漏れています。
説明によれば、昔、手びねりで陶器を造っていたときは、土の中の隙間が残り、5千個に1個の割合で「はてなの茶碗」ができていたそうです。現代は、機械でこねて造りますので透間ができず「はてなの茶碗」はめったにでません。
もし出ても、洩れテストで漏れを発見したら米のとぎ汁を入れて漏れを止めますので市場には出ません。

今年は非売品と書いてありましたが、来年はひょっとすると値札がついて売品になっているかも?

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