« 「動くパワーポイント 2000」を開いて・・・ | Main | タカキベーカリーの瀬戸内レモンケーキ »

01/22/2018

「わろてんか」の芸能時代考証者に聞く


昨日、「わろてんか」の芸能時代考証(荻田清・谷直樹・旭堂南陵の3氏が担当)をされている荻田氏の講演を聴きました。テーマは代々の笑福亭松鶴(しょかく)の話で直接、「わろてんか」には関係ないのですが、「わろてんか」関連の話題も随所に。

月之井団吾(初代春団治がモデル)が北村笑店(吉本興業)に無断でラジオ出演した時の演目「死神」については、NHKともめたそうです。<春団治が演じたのは「祝いの酒」。めでたい初ラジオなのに、ドラマでは縁起の悪い「死神」とは・・・しかもこれは東京で人気だった演目で、大坂の落語ではない>。結局、「フィクションですから」とNHKに押しきられたそうですが、万城目に「さすが団吾、東京の落語も研究している」とフォローさせていました。

「わろてんか」は実際よりもはるかに落語を大切に扱ってくれています。風太を除いて、みんな「寄席の花形は落語」という意見の持ち主。歴史的には漫才に押されて、ほとんど人気を失った時代が長く続きました。(現在は第四次ブームにわいています。大阪だけで落語家270人)

吉本せいさんを扱った小説に、山崎豊子さんの「花のれん」があります。「わろてんか」は著作権の問題もあり、「花のれん」と内容がダブらないように、注意を払いながら作られています。

NHKの人は熱心で、打合せの中で文献を紹介すると、次回までにその本を探して購入し、読んでから出席するそうです。

芸能時代考証の会合もあと1回残すだけ。「これからのストーリーも知っていますが、それはお話できません」、と荻田氏。

|

« 「動くパワーポイント 2000」を開いて・・・ | Main | タカキベーカリーの瀬戸内レモンケーキ »