« クレーンで鯉のぼり | Main | 人間国宝 文楽太夫竹本住太夫さんお亡くなりに(4/28) »

04/28/2018

ボタン・シャクナゲの当麻寺・石光寺へ(その3) /相撲の神様当麻蹴速のふるさと

当麻蹴速(たいまのけはや)といえば、野見宿禰(のみのすくね)」とともに相撲の神様と言われます。『日本書紀』によれば、大和国の当麻邑(たいまのむら、現奈良県葛城市當麻)に住み、強力を誇って生死を問わない勝負をする者を欲していたため、これを聞いた垂仁天皇が出雲国から勇士であると評判の野見宿禰を召し寄せ、捔力(すまひ)で対戦させたところ、互いに蹴り合った後に、腰を踏み折られて死にました。

当麻蹴速の地元、当麻には相撲の博物館「相撲館 けはや座」があります。館内の土俵は本場所使われるものと同一です。

相撲館の前に蹴速塚があります。そこに乱暴者で宿禰にころされた蹴速が、なぜ地元でいまに至るまで親しまれているのか、ユニークな思いが書いてあります。

<蹴速は高慢な人のようですが、実際には都ずれしない素朴で野性的な性格のため、朝廷の人々と相いれなかったと想像されます。そのため、当地の人々からはかえって親しみをもたれた。石塔は田畑の中に鋤かれることなく貴重な遺跡として残されているのです。
勝者必ずしも優ならず時には商機と時運に恵まれず敗者となることもある。勝者に拍手をおくるのはよい。だが敗者にもいっきくの涙を注ぐべきではないか>。


Sp1220243

Sp1220245


|

« クレーンで鯉のぼり | Main | 人間国宝 文楽太夫竹本住太夫さんお亡くなりに(4/28) »