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04/29/2018

四天王寺 春の大古本市へ

きょうは四天王寺境内で開催中の古本市へ。ざっと見て回って(といってもたくさんのテントがありますから何時間もかかりましたが)、買ってきたのは江戸時代の古文書を読むために役立ちそうなユニークな字典。厚さが45mmもあります。

音訓引きのくずし字字典兼国語辞典です。こんな字典があったのか! 江戸時代の古文書を読むのに、いわゆる古語辞典はほとんど役に立ちません。この字典は江戸時代の言い回しや言葉が豊富ですし、文中で小さく書く字を見出しで明示してあります。普通の辞書やインターネットで見つからない単語がかなり出てきます。異体字や国字の解説も丁寧。これは役立ちそう、と購入を決めて「こんな本を作ったのは、どこだろう」と出版社名を見たら柏書房。去年も一昨年も、四天王寺の古本市で買ったのは、古文書の辞書や学習書。まったくの偶然ですが、出版社もすべて同じ。今年1月、大阪府立中央図書館のイベントで「100人近くで一冊の本をつくる! たった独りで何十年もかけて本をつくる! 力の結集と、力の集中がこれまでに存在しない企画を生み出します! こだわり抜いた挑戦をぜひご覧ください」というPOPを掲げていた会社らしいなあ。

この店(テント)の店主から「古文書を勉強されているんですか。僕も古本屋仲間のつてで、大阪市内から大東市まで月に1回、勉強に出かけています。平野の古文書サークルの先生と生徒さんは、毎回四天王寺の古本市にやってきてたくさん買っていかれます」。
そんな話をしていたら、お客さんから「ここに並んでいる思想全集、2巻と?巻がぬけているけど、実はこの2冊はまだ発行されていないままなんですよ。<既刊分全冊揃い!>とネットで紹介すれば、またたくまに売れるのに」と店主に教えていました。へーえ、そんなこともあるんですね。古本屋も奥が深い。

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