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06/14/2018

歴メシ! 世界の歴史料理をおいしく食べる


ユニークな本です。歴史的文献からギルガメッシュ(古代メソポタミア)、ソクラテス(古代ギリシャ)、カエサル(古代ローマ)、リチャード3世(中世イングランド)、レオナルド・ダ・ヴィンチ(ルネサンス期イタリア)、マリー・アントワネット(フランス・ブルボン朝)、ユーゴー(フランス・ナポレオン時代)、ビスマルク(プロイセン王国&ドイツ帝国)が食べた料理を再現して、レシピを紹介しています。

例えば、ダ・ヴィンチの章には、「イチジクの温製サラダ」「インゲン豆のミネストローネ」「リーズィ・エ・ビーズィ(生ハムとグリーンピースのリゾット)」「鶏肉ソテーの教皇風」「ソルベット・ディ・アランチャ(オレンジシャーベット)」のレシピとおいしそうな料理の写真が・・・

写真はマリー・アントワネットの「ヒラメのホワイトソースがけ」。フランス王室最盛期のメインディッシュだったそうです。
各章のエッセイも時代と人をよく現しており、楽しめます。
例えば、カエサルの章には、「カエサルは味音痴?」「未開人の汚名返上」「地中海世界のいいとこどり文化」「すべての食はローマに通ず」。

この本に紹介されている料理を自分で作って、「きょうはダ・ヴィンチ、あすはソクラテス・・・」と食べるのは楽しいだろうなあ、と思いつつ実現しないままに図書館への返却日がきてしまいました。

柏書房、1,700円+税。2017.8.10

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