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06/22/2018

阿倍野区にある近鉄阿部野駅のなぞ

きょうのABCテレビが取り上げていた話題です。大阪人でも間違える「あべの」の「べ」のなぞです。

区の名前、区役所、図書館、警察署、小学校、郵便局、高校、消防署、橋の名前など公共施設ははすべて「阿倍野」。
ところが近鉄の駅は「阿部野」、神社も「阿部野神社」と「部」を採用しています。
さらにハルカス、キューズモール、ベルタはひらがなの「あべの」。

なぜでしょう?

近鉄の駅は、大正12年に大阪鉄道の「大阪天王寺駅」として設置され、翌13年に「大阪阿部野駅」と改名されました。当時の地名「大阪府東成郡天王寺村大字阿部野」から命名したものです。その後、昭和18年に住吉区から阿倍野区が分区された以降も当初の名称を維持しています。
阿部野神社も明治時代に阿部野村にあったことから、「阿部野」と命名され、それを維持しています。

おもしろいことに、昔、大阪府は「阿部野」を使い、大阪市は「阿倍野」を使っていました。ところが昭和18年に阿倍野区ができたとき、統一の機運が生まれ、府の管轄する施設も市と同じく「阿倍野」になりました。ですから府の施設だった「阿部野高校」「阿部野警察」は、昭和18年に「阿倍野」に改名されています。

商業施設「ハルカス」「キューズモール」「ベルタ」は、漢字で書くとややこしいので、ひらがなにしたそうです。

さらにいえば、阿倍野区には「安倍晴明神社」「阿倍王子神社」というのもありますのでますますややこしいことになっています。

この記事を書いてアップした後、見直したら阿倍王子神社を安部王子神社と書いていました。直して再アップしたら、 今度は阿部王子神社になっていました。まったくいやになってしまう。

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