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08/28/2018

「大和川付替(川違え)工事史」を読む


「すみよし歴史案内人の会」でも「なにわ古文書研究会」でも避けて通れないのが大和川付替の話。
常識レベルのことは頭に入れておかなければ、と読んだのがこれ。膨大な古文書をよく研究して書いてあります。昭和57年1月20日発行、藤原秀憲、新和出版社。

浅香山地区の掘削が順調にいかず、最初に鍬入れをした姫路城主が急死したり、盗難や事故が相次いだため、浅香山に住む1000匹ともいわれる狐退治のため何日間も森を焼いた、などという話も出てきます。もちろん付替え賛成派と反対派の熾烈な戦い、なかでも付替えを進言した中甚兵衛の50年にわたる苦闘が詳しくつづられています。依網池(よさみいけ)の別名となった仁右衛門池(味右衛門池、御依網池=みえもういけ=)に、鷹合村(いまの長居公園周辺)の仁右衛門がわざわざ出かけて身を投げなければならなくなったいきさつも出てきます。

中甚兵衛さんの顕彰碑は東大阪市。近鉄・吉田駅(府立中央図書館のある「荒本」の次)の近くです。「河内甚兵衛」という銘菓もあるようですので、いつか史跡巡りを兼ねて食べに行きたいものです。

同じ著者(藤原秀憲氏)が子供向けに書いた小説「河内の夜明け」も図書館に予約中。また中甚兵衛の10代目中九兵衛(なかくへえ)氏の「甚兵衛と大和川 北から西への改流300年」も本日、追加で予約申し込みしました。

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