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06/23/2019

関電発電所見学

東電福島第一の大事故を受け、どこまで安全対策が進んだのか、現地をこの目で見てきました。
テレビや新聞ではよくわかりませんが、こんなことまでやっているのか、と正直驚くほど徹底した対策工事(津波対策=防潮堤・水密扉=、竜巻対策=飛来物から保護=、外部電源の強化、耐震補強、外部火災による延焼防止対策など)を実施していました。しかも二重、三重の構え・・・。消防車、ポンプ車や燃料も構内あちこちに分散配置し、がれき撤去用重機もいざという時のために準備されていました。万一炉心損傷し、短時間に多量の水素が発生しても、計画的に燃焼させる設備まで設置されています。
付近に大きな川がないため、発電所で使う水は、海水を淡水化して利用しています。そのための巨大プラントがありました。一部はミネラルなどを添加して飲用に。この水で淹れたお茶を飲みましたが、元海水とは思えない美味しい水でした。

構内見学専用バスでは、バーチャルリアリティーのメガネをかけて、建物内部や設備の詳細を見ることができます。

テロ対策へのセキュリティも徹底しています。見学者は事前に国指定の身分証明書のコピーを提出し、当日原本を持参します。最初にPRセンターで身分証明書の原本を預け、40分かけてバスで発電所近くまで移動します。そこで顔検分され、本人かどうか確認されます。バスがいくつもの門を通過するたびに、警備の人が乗り込んできて、一人一人証明書をチェックします。もちろん人数も。もし途中で人が減っていたりしたら、大事件になるでしょう。車体の下も調べているようでした。
今回は、ふつう見学対象になっていないところも見せていただいたので、金属検知器による身体検査もありました。チタン合金の人工股関節が引っ掛かるかもしれないと、事前にレントゲン写真を見せて相談したのですが、ブザーが鳴らず無事通過できました。鳴ったら、詳しく体の各部を調べようと待ち構えていた警備の方も、「あれ、鳴りませんね」と拍子抜け。

構内で働いている人は、通常時、関電500人、協力会社1500人の合計2000人。工事や検査の時は4000人以上になることも。

まあ、何事も自分の目で確認することが大切ですね。

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