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07/21/2019

「たなべや薬」は島津義弘の秘薬か? 処方・効能に基づく考察

去年3月、大阪府立中之島図書館で開催された「道修町講座」でたまたま聴いた田辺三菱製薬・松本さんの講演、その中で「田辺製薬のルーツは、関ケ原の戦いで敗れた島津義弘を住吉で助けた田辺屋道與に対する礼として、義弘が島津家秘伝の薬方を伝授したことにある」と聴きました。

ほかの方は聞き逃したかもしれませんが、「住吉」と聞けばほおっておけない私のこと、「島津初代は住吉大社境内で誕生した」というエピソードに加えて、住吉と島津を結びつける話がもう一つあったことを、大社境内のガイドでも紹介させていただきました。みなさん、住吉と島津と田辺製薬の意外なつながりに、「初めて聞いた」と驚かれました。ちょうど大河ドラマ「西郷どん」が放映され、島津ブームに沸いていた頃でした。

これが縁で、今年4月20日の住吉大社「島津忠久公誕生記念祭」に田辺三菱製薬の方も招待され、出席されました。

さて、田辺製薬と島津義弘を結びつける学術的な論文が、このほど「薬史学雑誌」誌上に発表されました。標題は<「たなべや薬」は島津義弘の秘薬か? 処方・効能に基づく考察>。
筆者は今年の誕生祭にも出席された田辺三菱製薬・史料館の乾氏と松本氏です。数多くの文献から詳細な検討が加えられており、あらためて冒頭のエピソードの根拠が理解できました。

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