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07/20/2019

捕鯨発祥の地は「住吉」だった

きょうは住吉大社権禰宜・小出英詞氏の講演「住吉大社の歴史と文化 むかしの住吉みやげ」。
海産品、農産品、菓子類、民芸品など1800年の歴史を誇る住吉大社のおひざ元ですから、土産のジャンルも多岐にわたっています。
そのなかで初めて知ったのが、「日本最古の捕鯨は住吉」という話。
万葉集931 車持朝臣の長歌は、日本最古の捕鯨の歌だそうです。
「いさな取り 浜辺を清み 打ち靡(なび)き 生ふる玉藻に 朝凪に 千重波寄せ 夕凪(ゆうなぎ)に 五百重波寄す 辺つ波の いやしくしくに 月に異に 日に日に見とも 今のみに 飽き足らめやも 白波の い咲き廻れる 住吉(すみのえ)の浜」
「いさな取り」の「いさな」は勇魚、すなわち鯨。
(歌の意味)
「鯨魚も取れるという清らかな浜辺の美しい藻に、朝夕の凪ごとに寄せる波のように日に日に見ても見飽きない住吉の浜を、今だけ見て飽き足りたりなどするだろうか」と、いくら見たとて見飽きることのない住吉の浜を讃えて詠んだ一首。

江戸時代、堺の漁民たちには捕鯨の習俗がありました。例年、正月には大阪湾に鯨が姿を見せていました。当時の人たちは鯨が住吉大社に参詣に来たと考えていたそうです。
堺の出島浜には鯨祭がありました。

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