07/18/2017

落語 幸助餅


NHK Eテレで桂春之輔さんの落語「幸助餅」を放映していました。春之輔さんは来年、桂春団治を襲名されます。長年、大阪市大で、市民にも公開されている落語講座を担当されています。私も半年間講義を受けました。
「幸助餅」は相撲をテーマにした古典落語です。
冒頭こんな話から始まりました。
<大阪相撲というのがあったのをご存じでしょうか。3月に相撲があるやないかとおっしゃるかとおもいますが、あれは言うなれば、東京に本部がある日本相撲協会主催の場所でありまして、私が言うてんのは、大阪に地の生えた相撲があったといううんです。大正までね>
<タニマチという言葉がありますが、あれが何よりの名残ですな。谷町に住むお医者さんが、相撲取りを贔屓にした、そこから始まった言葉やそうです>
<相撲の 最高位は大関やったということもご存じやろか? 大関の中から心技体に優れたその相撲にだけ横綱という称号を与えたそうです>

江戸時代の美人番付や長者番付に、横綱の欄がないのはこういうわけですね。古文書を見て、最初は知らなかったので「あれっ」と思いました。

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02/12/2017

トランプ大統領の安倍首相歓迎ぶりにおどろいたが、こっちにも驚いた

http://www.sankei.com/entertainments/news/170212/ent1702120003-n1.html

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12/06/2016

逃げ恥ダンス、吉本新喜劇バージョン 本日youtube にアップ

2時間前、グランフロント大阪で吉本新喜劇の川畑座長から聞いた話。一昨日夜決まって、昨日の朝、3時間で練習・収録し、きょうyoutubeにupしたそうです。ぜひ皆さん見てくださいとのことでした。

https://youtu.be/tGLaNKVWXqE

PS:産経ニュースが取り上げています。時間が違っていますが。聞き間違えだったかも。

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11/11/2016

上方落語と江戸落語はこんなに違う

昨日のNHK総合「超入門落語 THE MOVIE」は、「時そば」と「三年目」。
「時そば」は元々上方落語だった「時うどん」を江戸で改変したものです。2年前、大阪市立大学の「大阪落語への招待」(学生と公募に応じた一般人が半年間受講) の中でおもしろい授業がありました。桂春雨師匠が、江戸の「時うどん」と上方の「時うどん」を続けて演じて江戸落語と上方落語の違いを学んだのです。こんな授業はまず経験できません。

当時の記録をひもといてみましょう。

<さて、11/28の大阪市大の講義は、よそでは絶対お目にかかることのできない、「大阪市大/大阪落語への招待」一番の目玉企画でした。大阪落語の「時うどん」と東京に輸出?されてできた「時そば」の競演! もとは同じなのに全然違います。大阪と東京の落語の違い、魅力がじつによくわかる名講義でした。2つの落語を演じわけたのは、桂春雨師匠。東京出身なのに、大阪の桂春団治に憧れて弟子入りした珍しい咄家さんです。「時うどん」も「時そば」も自然体で語れる唯一の方といっていいでしょう。

まず、「時そば」次いで「時うどん」が演じられました。両者の違いは一目瞭然。「時そば」はまれに笑いが出る程度、「時うどん」になると、爆笑に次ぐ爆笑。大阪落語は聞き手を笑わせようとする工夫、仕掛けが至るところに仕込まれています。東京落語は、歴史的に笑いを重視せず、3回くらい笑えればいいという考え方です。

具体的に何が違うか? まず、最初の客が東京は1人、それを見ていた第3者が2回目の客になります。大阪は最初の客が2人、うち1人はアホ。2回目の客はそのアホ。まともな人とアホが繰り広げるおかしな会話と仕草、1人ではとてもそのおもしろさ、おかしさは表現できませんし、聴き手の笑いを誘えません。アホがまともな人を真似て、1文ごまかそうとするシーンにもおかしさが満ちています。アホがアホのピンぼけした演技まで行うのですから。
いやあ、じつにおもしろい授業でした。>


NHKもなかなか味なことをやります。昨夜、江戸の「時そば」を聞いたばかりですが、今日15:10からのNHK総合「上方落語の会」(関西限定放送)で「時うどん」(桂弥太郎)が放送されます。上方の爆笑落語を大いに楽しみましょう。

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11/03/2016

マグロ、ナマズ、そして今度は近大ガールズ

実績をあげてるから強い。ただの芸能志向ではありませんね。

http://www.sankei.com/west/news/161103/wst1611030001-n1.html

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10/06/2016

みんなで大合唱<トトさんの名はじゅうろべえ、カカさんはおゆみと申します>/ハッピーエイジング&ソナエ博 2016秋 その2


文楽の人形遣い・豊竹英太夫(はなふさたゆう)さんと講談師・旭堂南陵さんの対談、司会は亀岡典子産経新聞文化部編集委員でした。

現代の文楽は3人遣いですが、近松のころは一人遣いでした。近松はもともと講釈師から文楽の作家になった人です。
江戸のヒーローはかっこいいのに対して、上方は仕事はできるが遊女とふらふら遊ぶという男ばかり。近松は人間愛をテーマに、現代に通じる伝統芸能を書いています。旦那の浮気、人を許す愛情、相手の女性も許す・・・こうしたストーリーが名作として残っています。江戸時代でもありえないことを文楽にして人々を楽しませてくれました。
といった話から、「文楽の師匠はとにかく怖かった。細かい修正箇所が100も200もあり、足が冷たくなって寝られなかった。内弟子になって3食作って掃除もした。師匠はとにかく稽古をつけてくれない。気配・雰囲気をかぎとって行動する。師匠の茶碗がカラになりそうな瞬間を狙ってご飯をよそう。すべてが修行だった。今の弟子は言ったことしかやらない。時代が変わった。メールでお稽古をお願いします、と言ってくる。褒めて伸ばすのはアマチュア、プロは泣いて(怒られて)伸びる」と修業の話も。
文楽も講談もみんな長生き、人間国宝の竹本住太夫さん(10/19に大阪市大特別授業で対談を聴きます)は93歳、南陵さんの先々代はあと1週間で90歳という日に予言通り亡くなった。
長生きする秘訣は、声をだすこと。三味線は教えるとき大声を出すし、人形遣いは声をださなくても足腰を鍛えられる。
最後に、英太夫の音頭で大声を張り上げる訓練がありました。
<トトさんの名はじゅうろべえ、カカさんはおゆみと申します>、これを大声で十回くらい繰り返したでしょうか。傾城阿波鳴門(けいせいあわのなると) の名場面ですね。2年前くらいに阪急うめだ(だったと思う)で開催された「文楽展」でハイライトを演じていました。大阪・玉造の真田丸顕彰碑から坂を下ったどんどろ大師に像があります。

終わった後、下りのエレベーターでいっしょになった司会の亀岡典子記者にご挨拶。「いつも新聞紙面で記事を読ませていただいています」「あら、いまの対談をご覧になっていたんですか?」。文楽や歌舞伎など古典芸能担当の専門記者です。昔から署名記事はよく目にしていますが、お目にかかったのは初めて。

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琵琶の演奏会


中学時代の友達が「錦心流琵琶秋季演奏会」の招待券を4枚送ってくれました。10月16日(日)11時開演、会場は大阪市 国立文楽劇場小ホールです。
残念ながらこの日は、熊野街道を歩いた後、大阪市立大学教授から「熊野街道と住吉」の講演会を聴く予定が入っています。
せっかくの招待券ですので、興味をお持ちの方がいらっしゃればお送りしますが・・・

壇の浦、山科の別れ、石童丸、西郷隆盛、俊寛、道成寺、大江山、巌流島、井伊大老、木村重成、桶狭間 などどこかで聞いたことのあるような演目がずらり並んでいます。
琵琶法師は知っていても、琵琶の演奏会を実際に観たことのある方は少ないのでは?
わたしも2年前?同じ友達からチケットをもらって文楽劇場で鑑賞したのが最初でした。

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09/20/2016

人間国宝が語る人生論<苦労のすすめ>


大阪市立大学の上方文化講座2016特別編です。
きょう10時から電話で申し込み受付開始でしたので、10時ジャストに電話したら5分ほどつながりませんでした。
やっとつながって無事、先着200名の中に入れました。
竹本住太夫さんのお話を生で聴くのは2回目。
前回のレポートはこちら。 
http://terusakura.air-nifty.com/tetsus_top/2015/11/post-483b.html

大阪市立大学の学長は2代続けて医学部出身。近所のかかりつけのお医者さんが大阪市立大卒で前学長は同級生、今度の学長もよくご存じらしく「文楽の人間国宝とおともだち」と言っていましたからその関係で実現した対談でしょう。

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09/06/2016

はてなの茶碗の実物を見た!/彦八まつり その6

古典落語に「はてなの落語」という有名な演目があります。京都・清水の音羽の滝のほとりで、大阪出身の油屋の男が茶屋で休憩していると、有名な茶道具屋の金兵衛、通称「茶金」が、茶屋の茶碗のひとつをこねくり回しながら、しきりに「はてな?」と首をかしげていました。茶金が帰った後、あの茶金が注目するとはさぞかし値打ちのあるものに違いないと、この茶碗を茶店の主人からすったもんだの末二両で買いました。それを持ってさっそく茶金の店へ行き、番頭に「五百両、いや千両の値打ちがある!」と息巻くも、どう見てもただの茶碗、「うちでは取り扱えない」と埒が明きません。無理やり茶金を呼び出して、事の次第を聞いてみると、ヒビも割れもないのに、どこからともなく水が漏れるので、「はてな」と首をかしげていただけ・・・(wikipedia)。と続くのですが、今年の彦八まつりで千利休さん(桂文枝さん)が使われたお茶碗は本物の「はてなの茶碗」だったのです。

人間国宝桂米朝さんの茶碗を桂あやめさんが割ってしまい、金つぎで修理した茶碗はヒビも割れもあるのに、お茶が漏れません。これをみた米朝さんが「はてな?」とつぶやき「はてな」と命名、桐の箱に大切に保管することになったのだとか。古典落語の「はてなの茶碗」は普通の茶碗にヒビも割れもないのに水が漏れる茶碗、こちらは人間国宝が「ビビが入っているのに水が漏れない茶碗」と命名した茶碗。

すごいものをこの眼で観たわけですね。

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09/05/2016

動画 彦八まつり2016


上方落語家のファン感謝サービス、文化祭「彦八まつり」が今年も生國魂神社で 9/3、9/4に開かれました。
ことしはくまモンも登場しました。桂あやめ師匠御手縫いの着物を着て。
千利休さまの御手前で抹茶をいただきました。
故米朝師匠の「はてなの茶碗」も登場。

3分間で早わかり! 彦八まつり2016
https://youtu.be/edIwwpEAKbo

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