02/14/2018

百科項目さえなければすばらしい辞書なのに、広辞苑


百科項目、特に地理に関する誤記が多いと指摘される広辞苑。中国の立場にだけ寄り添って反日をあおり、国益を損ねかねない記述も。百科項目さえなければ、極めてすばらしい辞書なのに・・・ (2/14 産経新聞「国語逍遙」、清湖口敏)

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02/04/2018

大阪市立図書館の「パリのすてきなおじさん」予約者は50人


先日の講演会「出版マル秘裏ばなし」で買ってきた「パリのすてきなおじさん」を大阪市立図書館の端末で調べると、予約待ちの人が50人近くいました。反響が大きかったので、ただいま追加発注中だそうです。もう一冊、新人が最初に手掛けた「歴メシ!」の方も、予約待ちが20人ほどいました。

ちなみにこの出版社の本を何種類大阪市立図書館が所蔵しているかみると、2000種類。同じ本を複数館が所蔵していたり、同じ図書館が複数冊持っている場合もありますから、総冊数はいくらになるのやら。大したものです。

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02/02/2018

文春砲が許せない

あれほど持ち上げていたのに、小室哲哉の電撃引退以来、批判の嵐だそうです。

http://www.sankei.com/entertainments/news/180202/ent1802020015-n1.html

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01/29/2018

いま読んでいる本は、「パリのすてきなおじさん」

先日の講座「出版社のマル秘裏ばなし」の終了後、図書館を出たところでハタと気付きました。隣の大阪市営地下鉄長田までの近鉄電車190円の小銭がありません。「1万円札をくずしておかないと」、会場に戻り、即売コーナーへ。そこにいたのが柏書房の女性社長さん。講演のなかでこんな話をされました。

<本の売れない時代になりましたが、明るい話もあります。最近採用した若い新人は、面接で「とにかく本を作りたい」と力説したので採リましたが、初日から連日遅刻するとんでもない?男。ところが5,000年の歴史に登場する料理のレシピとエッセーの本「歴メシ!」を企画提案したのでやらせたところ、マスコミが相次いで取り上げてくれ大ヒット。いまでも売れ続けています。みんな「ビギナーズ ラックだろう」と言っていたのですが、2作目の「パリのすてきなおじさん」もまたまたヒット。定時で退社するこの男、毎夜、様々な交流会に顔をだし、ユニークな人を見つけて次々コネを作り、出版企画をねっていたのです>

即売コーナーのほとんどの本が売れ、わずかに残っていた中に「歴メシ!」1冊と「パリの~」3冊を見つけました。「これがお話に出てきた新人さんの作った本ですね」と聞いて、「パリの~」を買ってきました。「歴メシ!」は別の女性が手にとって手放さなかったのであきらめました。
パリに住む70人くらいのおじさんにインタビューし、「人生で大切なこと」をまとめた、ちょっとユニークな人生論です。

「1万円札をくずすために引き返した」ことは、社長さんに内緒です・・・


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新聞やテレビに真似させたい出版社のファクトチェック

1/27の「出版マル秘裏ばなし」で平凡社下中美都社長から聴いた話。

<フェイクニュースの流行で情報の質が問われる中、浮上するのが校閲の仕事。平凡社では、ファクトチェックには必ず複数の文献にあたる。引用照合は必ず紙の本の現物にあたる。必ず複数の目を通す。知識を過信せず、年代や固有名詞は必ず調べる。ウィキペディアや個人のブログなどネット情報は疑ってかかる。こうして複数回の校正を経て印刷に至る紙の本違って、デジタル情報はいつでも直せるメリットから、間違い放置が多い。ただしジャパンナレッジは複数のレファレンスが横断検索できて信頼がおける>

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01/27/2018

大阪府民講座「出版マル秘裏ばなし」

本日出席してきた講座です。会場には以前、知研関西セミナーや府立中之島図書館で講演を聴いたベストセラーを何冊も書いている某氏の姿もありました。。

2018.1.27(土) 13:30~16:30
大阪府立中央図書館ライティホール
出版業界を知りつくした四天王が、大阪府立中央図書館に集結。「活字離れ」「電子媒体」「出版不況」「減少する書店」など、出版界の現状から、図書館との関係に至るまで、たっぷりお話しいただきます。

筑摩書房 元社長 菊池明郎氏
平凡社 社長 下中美都氏
原書房 社長 成瀬雅人氏
柏書房 社長 富澤凡子氏

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出版社と図書館は敵か?

文藝春秋の社長が、「図書館は文庫本を貸し出すな」と発言して話題になりましたが、出版社はどう思っているのか?
きょうの府民講座「出版マル秘裏話」(東大阪市 大阪府立中央図書館」でも話題になりました。
各出版社の社長さんがおっしゃっていた「出版社にとっての図書館」とは、

1。多くの出版社は、図書館に買ってもらうことで支えられている。図書館がなければ出版できない本は多い。すなわち、「市場」として大切な存在。
2。図書のショールームとしても重要。図書館で借りた本を自分で持っていたいと欲する人がいる。そんな本づくりをする必要がある。
3。図書館は、読者を育てる場所。
4。図書館は、読者だけでなく、著者を育てる畑。本づくりに欠かせない資料室。

必ずしも、図書館は出版社の敵とは考えていない 社長さんばかりでした。(図書館主催の講座ですけど)

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翻訳書を出版するわけ

きょうの講座「出版マル秘裏話」で、原書房の成瀬雅人社長からお伺いした話。(講演および即売コーナーでの立ち話)

日本人には書けない本、日本の出版社には技術的・資金的に作れない本の翻訳出版をおこなっているそうでです。その他、日本の著者は原稿を予定通り書いてくれない人が多く、スケジュール管理や収益予想ができないことも大きな理由。

トランプ大統領の暴露本が話題になっていますが、日本版を出版するのは早川書房。同社がライバルを蹴落として版権を獲得できたのは、エージェントをアメリカに常駐させていち早く情報を入手できたから。

翻訳者の印税は、定価×部数×5~8%で、例えば1冊仕上げるのに2カ月くらいかかり、文献調査など出費がかさむのに、収入は30万円くらい。とても食べていけないのが現状。優秀な翻訳家は奪い合いだそうです。

原書房が最近刊行した「茶」の本は、世界各国での同時発行。原著発行元のアメリカに各国の文字原稿を集め、1~3刷までのカラー部分を印刷後、4刷で各国語の文字を追加印刷、製本もアメリカで行ったあと、船便で日本に送ったそうです。コストダウンのためにここまでやっているんですね。

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平凡社社長と「国民百科」の思い出話を

きょうの府民講座「出版マル秘裏話」で講演を聴いた百科事典の平凡社社長・下中(しもなか)美都氏。おじいさんは平凡社創業者下中弥三郎氏です。丹波篠山の窯元に生まれ、家が貧しくて小学校3年で中退し、隣家の医者からもらった「百科全書」を窯の火で読んで勉強します。その後、上京して平凡社を創業、「百科事典」を作る夢を実現します。

講演会の休憩および終了後、即売コーナーにいらっしゃった下中社長に話しかけました。
<平凡社の「国民百科」には大変お世話になりました。中学校から推薦図書に指定されていました。わが家でも早速購入し、いつも ひいては読んでいました。全巻刊行された後も無料で「月刊百科」が送られてきました>。

下中社長のお話です。
<全巻揃って1万円の「国民百科」がよく売れたので、ビルが建ち、雑誌「太陽」を発刊することができました。その後の平凡社の基礎を作ってくれたのが「国民百科」です>

懐かしいなあ、「国民百科」。あの頃、初任給の一番高かった企業が平凡社じゃなかったかなあ。

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01/25/2018

くずし字字典の作り方今昔

私が愛用している「くずし字字典」の出版社社長さんとお話ししていて、おもしろい話を聞きました。

「貴方に使っていただいている字典は、30年くらい前に編集したもの。まだスキャナーがなかった時代です。今なら古文書の原文をスキャンしてPCで画像をコピー&ペーストして簡単に編集できますが、当時は原文をコピーした文字をカッターで切り抜いて、原稿に一枚ずつピンセットと糊を使って貼り付けて作りました」。

文字の画像が何万と収録されているのですが、あれがコピーを切り抜いて一枚ずつ糊で貼り付けて作られたものだったとは・・・頭が下がります。

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